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息をたくさん吸いたいのに・・・ [ミュージカル]

さて、約一週間ぶりの更新です。

これからボチボチ進めていきますので、皆さんもゆっくり実験してみて下さい。

前回はお腹に力を入れた状態腹筋を引き締めた状態)では、息を吸ってもほとんど取り込めない事が分かりました。

逆に、お腹の力を抜いた状態(腹筋を緩めた状態)にすると、お腹の容積が広がって息がたくさん取り込める事がお分かりいただけたと思います。

そこでもう一つ実験してみましょう。

★息を素早く強く吸ってみましょう → お腹が引き締まり、少ししか息が吸えません。

 何度か繰り返して実験してみて下さい。息を吸おうとすると腹筋がギュット固くなるのが感じられるはずです。

★柔らかく軽く息を吸ってみましょう → お腹の引き締めがあまり起こらず、お腹がふくらんで息が沢山入ります。

 これも何度か繰り返してみて下さい。強く吸うよりもたくさん息が入ってきたはずです。

              今度は逆も実験しましょう 

★腹筋に力を入れて固くした状態で息を吸ってみる → 少ししか息が吸えない。

 何度か試してみましょう。とても苦しいはずです。

★腹筋を柔らかくした状態で息を吸ってみる → 軽く吸っても息がたくさん入ってくる。


~ためになる話~

ところで、多くの歌の教師が言う言葉に『息をたくさん吸って使い切る。すると自然に息が入ってくる。』があります。
これは本当でしょうか?

ミュージカル「コーラスライン」の”ONE”は有名な曲です。その歌い出しはたった音符一つ「ワン」しかありません。そのためにたくさんの息を吸って、「ワン」で使い切れと言うのでしょうか?
また、有名な「レ・ミゼラブル」の”On My Own"の歌い出し、日本語歌詞では「ひとり」で、八分音符が三個だけです。そこでもたくさん息を吸って、使い切るのでしょうか?
そんな事はばかげた話で、実際には息を使い切れません。であるなら、必要な分の息を吸って、使えばよいのではないですか?

以前書いたケーキ屋さんの話、覚えていますか?たくさん作っては売れ残って捨て、またたくさん作って売れ残っては捨て、こんな効率の悪い商売は経営が成り立ちません。歌もこれと同じなのです。

必要な時に必要なだけ』無駄を省くブレスを覚えて下さい。『ご利用は計画的に!』


さて、もう少し進みましょう。実際に良い姿勢とはどんな形なのでしょう?

ここでは先ず良い例をご紹介しましょう。

good_position.jpg

よく聞く言葉に「足は肩幅に」というのがありますが、とてもいい加減な言葉です。私は絶対に使いません。何故なら、足の外側が肩幅の時、足の真ん中が肩幅の時、足の内側が肩幅の時、両足にすると30cmくらいの差が出来ます。

足を開きすぎると、体重を支えるためにより多くの力が必要になります。かと言って、足を閉じてしまうと左右方向の安定性が悪くなり、倒れまいと余分な力が入ってしまいます。一応の目安として、両足の外側が肩とほぼ同じ広さになるくらいの感覚で立ちましょう。

横から見ると私の足が前傾しているのが分かりますね。「股関節」を頂点に「かかと」と「つま先」で二等辺三角形を形成するように立っています。これが生理学的に最も少ない力で立つ事が出来る方法です。その上に「垂直な上半身」が立っているのです。

次に、悪い立ち方の例をご紹介しましょう。

bad_position.jpg

このような姿勢をとると、体幹(胴体)の容積が狭められて、息が入りにくくなってしまいます。

良い形と悪い形でブレスをして比較してみて下さい。

今回は立った姿勢ですが、次回は座って声を出す時の姿勢について解説しましょう。

★皆さんにお願い。

とにかく自分で実験してみましょう。とても明確な差が出来るはずです!
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コメント 1

結婚

初めまして
これからも拝見させて頂きますね。
楽しみにしています。
by 結婚 (2010-04-04 11:33) 

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