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座って歌うと息が・・・ [ミュージカル]

いやはや、一ヶ月ぶりの更新です。

前回は姿勢によって吸う事の出来る息の量が変化するという話でした。

皆さん、実験してみましたか?
このブログの特徴は、内容を理解するだけでなく、実験してみて身体でも理解するところにあります。

さて今回は、座って歌う場合の呼吸について解説しましょう。

ミュージカルの場合、あらゆる姿勢で歌う事が求められますが、
初歩の段階では、最も力の入らない姿勢での呼吸を覚え、やがていろいろな姿勢に応用すると良いでしょう。

実際のステージでは座って歌う事が度々あります。
しかし、最も座って歌う機会が多いのは『稽古中』です。

いわゆる『歌稽古』と呼ばれる時間です。
この時間は、単に曲の音取りだけでなく、作品中のナンバーをどうしたら要求に応えられるよう表現するか?
それをいろいろと試す場でもあるのです。

また、歌稽古は4~5時間に及ぶ場合が珍しくなく、この最中に喉を痛めてしまっては元も子もないのです。
歌稽古をしっかりやっておかないと、後の「立ち稽古」や「振り付け」の時に、
どうやって歌ったらよいか分からなくなり、大変混乱します。

もちろん、歌稽古が終わったのに歌詞を覚えていなかったり、前奏や間奏が何小節あるか?
メロディーやリズムが曖昧、コーラスのハモりが怪しい・・・、などというのは論外ですよ!

ここがしっかり出来ないと、仕事や大切なチャンスを失う場合が往々にしてあります。
(私も昔はいい加減でした[あせあせ(飛び散る汗)]

座って歌う際には良い姿勢で歌いたいものですが、
自分のために、と言う事と、稽古中には歌唱指導や音楽監督、演出家などのスタッフが、 出演者の『取り組み方』を観察している事が多いので、『信頼を得る』ためにも、是非、実践しましょう。


そこで、立つ姿勢と同様に『どうやったらお腹に力が入りにくいか』を基準に考えていきましょう。

次の写真は、良い姿勢の例です。

sit_good.jpg

左は「足でも体重を支えている」ので、腹筋に対する負荷が減ります。
右は「肘でも体重を支えている」ので、さらに楽に呼吸できます。

座って歌稽古をしたり、自分で練習する際に座って歌う時、とても効果があります。
歌稽古の時には会議机が置いてある場合も珍しくないので、試してみて下さい。

また、立った姿勢より、腹筋への付加が少ないのと、足の筋肉が緊張しにくいので、
呼吸だけでなく、発声にも大変良い影響を与えます。


次は、よく見かける悪い姿勢です。

sit_bad.jpg

左の写真は、『上体が後傾することにより、倒れるのを防ぐために腹筋が緊張し収縮』します。
その結果として、体幹の容積を減らして呼吸を妨げます。

右の写真は、『深く座る事によって上体と足に挟まれた下腹部が圧迫さ』れ、
息を吸う際にお腹が拡がるのを妨げてしまいます。

実際に実験してみると、息を吸える量が大幅に違う事に気がつくでしょう。
さらには、悪い姿勢だと、吸った息の圧力が高くなって声帯の圧迫感を感じるはずです。
良い姿勢だと、息を吸うのも吐くのも、ともに楽に行えるはずです。

試してみて下さいね。
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えみ

はじめまして!

私は高校2年で、ミュージカル女優を目指しています。

と言ってもまだ何も始めていない(バレエや声楽など…)のにすごーーーーく不安がありますが…;;

一応演劇部に入っていて、その中での質問をちょっとしたいです。

入部してもう1年以上はたつので、始めの頃より大きな声(普段の声ではない声?だと自分では思っています)が出るようになってきたのですが、すぐ喉が痛くなるのです。
発声練習ですごくいい感じに大きな声が出た後などによくなります。
すぐ治る時もあるのですが、ひどい時は1週間くらい引きずります…

痛めることによって声帯が鍛えられるなどと聞いたことがあるのでいいことなのかもしれませんが、しょっちゅうなるということは自分の発声方法におかしいところがあると思うのです。

でも自分ではどこが悪いのかわかしません…

説明不足かもしれませんが、よかったら教えて下さい!!

これからもちょくちょくおじゃまします~
by えみ (2009-05-17 21:49) 

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